日本スポーツ法学会第22回大会


日本スポーツ法学会の第22回大会が、2014年(平成26年)12月20日に早稲田大学 9号館5階 第1、第2会議室で開催されました。

多数の方々の参加を得、活発な研究発表や討議が行われました。


全体テーマ: 「スポーツ法学教育の在り方を考える」

 

〔プログラム〕

■ 自由研究発表(10時−12時)

  * 発表20分 質疑10分
  * 第1会議室(Aグループ)と第2会議室(Bグループ)にて開催。

Aグループ(第1会議室) 司会・進行:酒井 俊皓・棚村 政行

1.10時−
  「日本におけるスポーツ法令用語に関する考察
-「競技者」「アスリート」及び「選手」の概念を中心として」

☆筑波大学大学院    李 伯韜
筑波大学       齋藤 健司


2.10時30分−
  「スポーツ選手と肖像権管理」

☆中京大学法務研究科教授 石堂 典秀
京橋法律事務所     高松 政裕
虎ノ門協同法律事務所 大橋 卓生
弁護士法人グラス・オランジュ法律事務所名古屋事務所 金刺 廣長


3.11時−
  「スポーツにおける子ども保護の国際標準化の動向と課題」

☆鹿屋体育大学     森 克巳


4.11時30分−
  「パラリンピック・障害者スポーツにおけるスポーツ法学導入の必要性」

☆読売新聞  井手 裕彦



Bグループ(第2会議室) 司会・進行:白井 久明・諏訪 伸夫

1.10時−
  「スポーツ界における体罰、暴力問題に関する調査制度 」

☆Field-R法律事務所 杉山 翔一


2.10時30分−
  「商品スポーツ(スクーバダイビング)における履歴管理と免責事由の研究」

☆市民スポーツ&文化研究所 中田 誠


3.11時分−
  「ビデオ判定についての考察」

☆ひまわり総合法律事務所 宮島 繁成



総会(第1会議室)(13時−13時30分)  司会:齋藤 健司

会長挨拶:望月浩一郎


 〇 総会議事:報告:齋藤健司・伊東卓
   事業報告、決算報告、事業計画、予算案、その他

 〇 副会長挨拶:井上洋一



基調講演(第1会議室)(13時30分−14時) 紹介:竹之下 義弘(前副会長)

  「スポーツ法学の今後の方向性」

浦川 道太郎(早稲田大学)(前会長)


シンポジウム(第1会議室)(14時10分−17時)
 
「スポーツ法学教育の在り方を考える」
 司会:笠井 修(中央大学)
 コーディネーター:吉田 勝光(桐蔭横浜大学)
 (「スポーツ法学教育の在り方」検討委員会委員長)
 石堂 典秀(中京大学)

(1)「アメリカのスポーツ法学教育の現状と課題
−法学系学部とスポーツ系学部におけるカリキュラム−」(14時15分−)

Daniel P. Connaugthon教授(フロリダ大学)
紹介:石堂 典秀、通訳:平井 千貴


(2)「日本のスポーツ法学教育の現状と課題
−アンケート及び独自調査結果報告にみる−」 (14時50分−)
   @授業開講大学・大学院 
     開講学部・学科の状況、シラバス等の報告と分析

石堂 典秀(中京大学)


   A「授業担当者が抱く課題と工夫の分析」  

吉田 勝光(桐蔭横浜大学)


(3)「現場から−実践報告−」 (15時−)
   @スポーツ健康科学系学生を対象とした授業に関する報告

井上 洋一(奈良女子大学)


   Aスポーツ系学生を対象とした授業に関する報告

鈴木 知幸(順天堂大学)


   B社会科学系学生を対象とした授業に関する報告

松本 泰介(Field-R法律事務所)


   C法学部系学生を対象とした授業に関する報告

入澤 充 (国士舘大学)


   D大学院生(法科大学院を含む)を対象とした授業に関する報告

山崎 卓也(Field-R法律事務所)

            

(4) 討論          16時10分−16時40分)
 

シンポジウム 討論