2016年11月29日

                           日本スポーツ法学会

 

日本スポーツ法学会第24回大会のご案内

 

 本学会の第24回大会を下記の要領で開催致します。

 会員の皆様の積極的なご参加をお願い致します。

 

日本スポーツ法学会 会長  望 月 浩一郎

 

 

1.日時: 2016年12月17日() 受付 午前8時30分から

2.会場: 中央大学 後楽園校舎 6418教室、6426教室、5334教室

      (東京都文京区春日1-13-27

     * 受付は、5号館3階です。

アクセス: 東京メトロ丸ノ内線・南北線『後楽園駅』から徒歩約5

都営三田線・大江戸線『春日駅』から徒歩約6

http://www.chuo-u.ac.jp/access/kourakuen/

 

3.全体テーマ: 「アンチ・ドーピング体制の整備に関する法的課題」

 

4.協力・後援

 

【協力】
・公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会
【後援】
・中央大学
・東京大学スポーツ先端科学研究拠点
・スポーツ庁
・公益財団法人日本スポーツ仲裁機構
・公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構
・公益財団法人笹川スポーツ財団

 

5.大会主旨

 

スポーツ基本法が制定され、2020年東京オリンピック・パラリンピックを間近にひかえ、関係する法制度の構築は喫緊の課題となっている。特に、スポーツ庁においては、昨年12月に、「アンチ・ドーピング体制の構築・強化に向けたタスク・フォース」による最終報告書(本年11月8日に公表済)が公表された、また、これを受け、本年11月29日には、スポーツ議員連盟、及びその下に設置される「アンチ・ドーピングタスクフォースWG第1回会合」が開催され、以後、具体的な法案化の作業が急ピッチで進められる予定である。これらと連動して、日本スポーツ振興センター、日本アンチ・ドーピング機構も総合的・体系的な体制の整備について調査研究を進め、制度構築とインテリジェンス連携の強化を検討している。また、日本のスポーツ界においても、アンチ・ドーピング対策への対応は、スポーツの健全性を確保し、競技会を成功裏に開催し、スポーツ選手の人権を保護するために、必須の課題であることは言うまでもない。

 他方、近年では、ロシア陸連によるドーピング違反事件、シャラポア選手、パク・テハン選手などによるドーピング違反事件、ブラジルやスペインでの国内ドーピング検査機関の承認取消問題、スペインにおける証拠品として押収された血液バックの破棄をめぐる裁判例、WADANADOIOCIFNFなどによるドーピングに関する処分決定をめぐる紛争など、様々な問題が生じており、解決すべき多くの法的課題が存在している。

 以上の動向と問題を認識し、アンチ・ドーピング体制の整備に関して、法的な課題を多角的・学術的に議論し、さらに中長期的な展望を考えることとした。

 

6.プログラム:

 

■自由研究発表(9時−11時30分)

  * 発表20分 質疑10分

  * 6418教室(Aグループ)と6426教室(Bグループ)にて行う。

 

理事会(6421教室)(12時15分−13時) 

 

■総会(5334教室)(13時−14時)

 

シンポジウム(5334教室)(14時15分−18時)

 

「アンチ・ドーピング体制の整備に関する法的課題」      

                    総合司会:菅原 哲朗(キーストーン法律事務所)

       

(1)  来賓挨拶  (14時15分

              馳 浩   (衆議院議員、前文部科学大臣、

              スポーツ議員連盟アンチ・ドーピングWG事務局長

 

(2)  個別報告  (14時20分−15時50分

@    ロシアドーピング問題が提起した課題(14時20分−)

              山崎 卓也 Field-R法律事務所)

A  タスク・フォース等報告と課題」(14時40分

              境田 正樹 (東京大学理事・四谷番町法律事務所)

B  刑法・比較法の視点から」(14時50分

              山佳奈子 (京都大学大学院)

C  民事法の視点から」(15時10分

              棚村 政行  (早稲田大学法学学術院)

D   規律パネル・規則違反・不服申立の視点から」(15時30分−)                      

早川 吉尚 (立教大学/瓜生・糸賀法律事務所)

 

(3)休憩(15時50分〜15時55分)

 

(4)パネルディスカッション 第1部(15時55分−17時

    パネリスト     馳浩   (衆議院議員、前文部科学大臣)

              浅川伸  (日本アンチ・ドーピング機構専務理事)

宍戸 常寿 (東京大学大学院)

山 佳奈子(京都大学大学院)

棚村 政行 (早稲田大学法学学術院)

早川 吉尚 (立教大学/瓜生・糸賀法律事務所)

山崎 卓也 (Field-R法律事務所)

 

モデレーター    境田 正樹 (東京大学理事・四谷番町法律事務所)

齋藤 健司 (筑波大学)

 

(5)休憩(17時−17時05分

 

(6)パネルディスカッション第2部 (17時05分−18時

    パネリスト     浅川 伸  (日本アンチ・ドーピング機構専務理事)

宍戸 常寿 (東京大学大学院)

山 佳奈子(京都大学大学院)

棚村 政行 (早稲田大学法学学術院)

早川 吉尚 (立教大学/瓜生・糸賀法律事務所)

山崎 卓也 (Field-R法律事務所)

 

モデレーター    境田 正樹 (東京大学理事・四谷番町法律事務所)

齋藤 健司 (筑波大学)

 

 

意見交換会(18時30分−)     司会:桂 充弘

中央大学後楽園校舎 3号館1階食堂  会費4,000円

 

7.参加申込方法

 

@ 大会参加費は、一般会員1,000円、学生会員500円、非会員一般2,000円、非会員学生1,000円です。

 

A 自由研究発表会・総会・基調講演・シンポジウム・意見交換会の出欠及び昼食(弁当)の申込みは、当学会会員の皆様に送付するハガキ又は参加申込フォーム(https://goo.gl/forms/Cfel9DH8w7oPz3S72)より受付可能です。12月9日(金)必着までにお申し込み下さい。意見交換会の参加費は、4,000円です。

 

B 昼食は会場付近でもとれますが、時間的余裕がさほどありませんので、弁当(1,000円)の予約注文をお受け致します。弁当ご希望の会員は、上記のハガキ又は参加申込フォームにてお申し込み下さい。弁当の予約も、12月9日(金)必着 までにお申し込みください。

 

C 車の利用については、会場内の乗り入れ、駐車ができませんので、あらかじめご了承下さい。

 

8.お問い合わせ先

本大会に関するお問い合わせ

高松政裕(京橋法律事務所)takamatsu@kyobashilaw.com

 

日本スポーツ法学会お問い合わせ

伊東 卓 (事務局次長)

〒160-0017 東京都新宿区左門町13-1 四谷弁護士ビル506

新四谷法律事務所内

電話:03-3357-6020 FAX:03-3357-1387

メール:info.jsla@gmail.com