第7号 『競技者をめぐる法律問題』
ポーランドにおけるスポーツ・ドーピングの法的諸問題
アンジェ・シュヴァルツ
アメリカの競技者と法的問題−ドラッグテスト・プログラムをめぐって
井上 洋一
日本スポーツ法学会第7回大会
基調講演
憲法第17条における国家賠償責任と国家賠償法第1条の意義−スポーツ事故の過失と注意義務−
小笠原 正
シンポジウム・提言
競技者をめぐる法律問題−スポーツ団体の立場から−
佐々木 秀幸
競技者の人権・生活権の擁護、獲得をめざして
森川 貞夫
国家法と固有法におけるドーピング規制の方向
佐藤 千春
スポーツチームの運営主体に関する一考察−企業チームから市民チームへ−
水戸 重之
シンポジウム・討論要旨
自由研究
英国におけるスポーツ振興とチャリティ法−スポーツ振興目的の公益性−
富澤 輝男
レクリエーションスポーツに浸透する資格商法の弊害
中田 誠
「スポーツ振興投票の実施等に関する法律」(サッカーくじ法)とスポーツ団体の自治と独立
伊賀野 明
オーストラリアのドーピング規制に関する法的対応
森 浩寿
市民マラソンの安全対策、法的問題−全国市民マラソンサミットの報告から−
山中 鹿次
指導者制度の簡素化と法制度化
田崎 博識
大学体育におけるスキー授業のリスクマネジメント−同意書を用いた授業の試み−
水沢 利栄
書評
『スポーツ・エージェント−アメリカの巨大産業を操る怪物たち−』
入澤 充
Sport, Policy and Politics, a
Comparative Analysis
中村 祐司
学会通信