目 次
法的観点から見た競技スポーツのIntegrity
―八百長、無気力試合とその対策を中心に―
〔日本スポーツ法学会第20回大会〕
基調講演論文
競技スポーツにおけるIntegrityとは何か
―八百長、無気力試合とフェアネス―…………菊 幸一 6
報告
Integrity問題の法的な論点整理と国際的傾向
―Sports Bettingに関連する八百長問題、
無気力試合・故意的敗退行為、その他―………山崎卓也 42
依頼論文
大相撲におけるIntegrity問題
―八百長問題を中心に―……………………………望月浩一郎 53
報告
Integrity実現に向けて―アジアサッカーにおける
マネジメント向上のための取り組み―…………… 杉原海太 73
Integrity実現に向けて一わが国のプロスポ}ツに
おける暴力団排除活動の現状―……………………山松本泰介 82
シンポジウム討論要旨…………………………………………………… 88
原著論文
アメリカスポーツ界の薬物問題
―MBLにみる法的論点と労使関係―………………川井圭司 108
ドーピング検査におけるアスリートの権利保護のあり方
―JASS-DP-20l2-00l号事件を通じて―……………大橋卓生 128
望月浩一郎
子どもに対するスポーツ指導のあり方に関する
ガイドライン構築の必要性について
―国際的動向及びイギリスにおけるスポーツ団体の
チャイルド・プロテクシヨン制度を参考にして―…森 克己 149
緊急アピール及びシンポジウム
「スポーツから暴力・人権侵害行為を根絶するために」
の声明について…………………………………… 井上洋一 166
「アスリートの尊厳を守るためのシンポジウム」
報告………………………………………………… 境田正樹 171
スポーツ仲裁評釈
関東学生馬術競技大会における成績取消決定を
めぐる仲裁申立事件
―日本スポーツ仲裁機構2011年12月26日
JASS-AP-2011-001仲裁判断―…………………… 八木由里 174
日本スポーツ仲裁機構2012年2月27日
JSAA-AP-2011-003仲裁判断について
………………………………………………… 石堂典秀 189
日本スポーツ仲裁機構2012年11月2日
JSAA-DP-2012-001 仲裁判断について
………………………………………………… 西脇威夫 200
日本スポーツ法学会年報総覧
(第1号(1994)～第19 号(2012)) ………………………………………… 210
学会通信…………………………………………………………… 白井久明 218
日本スポーツ法学会会則 212
「日本スポーツ法学会年報」編集規程・原稿執筆要領 222