第四回理事会報告  (※日本スポーツ法学会 会報 第20号に掲載されているものと同じ

日時:平成一四年九月二八日
場所:東亜大学東京事務所
出席理事:小笠原正会長、菅原哲朗副会長、望月浩一郎事務局長。
委任状出席:濱野吉生、山田二郎、池井優、森川貞夫、萩原金美、浦川道太郎
事務局入澤 充、千田志郎
報告
(一)財団法人日本体育協会日本スポーツ少年団、財団法人スポーツ安全協会、日本スポーツ法学会主催による平成一四年度事業として平成一五年二月九日に品川プリンスホテルで開催される「ジュニアスポーツの育成と安全・安心フォーラム」要項について報告された。 
(二)平成一四年一一月一二日にICAS(スポーツ仲裁国際理事会)大阪会議の記念シンポジウム参加者募集の件が報告された。
(三)研究専門委員会について
 ADR研究専門委員会の開催について報告された。平成一四年一一月九日(土)午後二時から早稲田大学人間総合研究センター分室(早稲田大学南門前レストラン高田牧舎二階)で上柳敏郎弁護士による「千葉すず仲裁事件の経験から日本のスポーツ仲裁を考える」及び出井直樹弁護士による「スポーツADRと弁護士会の取り組み」について報告討議を行う。
 事故判例研究会は日程及び内容について検討中と報告された。
(四)スポーツジャーナル原稿執筆の件について報告された。
(五)学術会議について
(六)先に亡くなられた第二代会長伊藤堯先生の追悼の表し方について報告された。次号会報及び年報で追悼文の掲載が了承された。
議題
(一)第一〇回大会開催に関する件
 日時:平成一四年一二月一四日(土)
 場所:早稲田大学国際会議場
 テーマ:「スポーツ法と文化−スポーツと女性」
 記念講演、シンポジウム、自由研究について事務局から提案があり、了承された。四月開催理事会で決定していた件についての依頼終了報告と今後の依頼等については事務局が引き続き行うことになった。
(二)年報第九号の件
 テーマは「アマチュアスポーツをめぐる法律問題」の製作進行状況が報告された。
(三)年報第一〇号の件
 第一〇回大会のテーマをもとに編集を行い、記念講演、自由研究等について収録し、依頼原稿について小笠原正「ジェンダーとスポーツ法学」、中村祐司「日本スポーツ法学のこれまでの課題とこれからの課題」が了承された。八月に亡くなられた伊藤堯第二代会長の追悼文を小笠原正会長、菅原哲朗副会長に依頼をすることを提案、了承された。 
(四)新入会員の件
 新入会員として安藤拓郎氏(弁護士)、白井久明氏(弁護士)の入会が承認された。会員数二五七名となる。
(五)会費値上げの件
 平成15年度より会費値上げを行うことになった。詳細は第10回大会で報告する。
(六)年報及び会費検討委員会について
 平成14年8月26日岸記念体育館スポーツマンクラブで「年報及び会費検討委員会」が小笠原正会長、森川貞夫理事、中村祐司・小林真理事務局員参加の下で行われた。今後森川理事が本委員会の代表とし、年報編集・学会費に関して討議を行い、第10回大会総会で方向性を確認することが報告され、討議の結果委員会の提案通り了承された。この検討の結果、森川貞男理事のもと、年報編集員会が平成15年度より発足することが報告された。編集委員には、中村祐司、入澤 充、小林真理、森浩壽会員が就任。
(七)会費率向上の件
 望月事務局長、千田事務局員から会費納入の件が報告され、会費納入の督促を改めて行うことが確認された。
(八)入会、退会、会費請求、会員名簿管理システムについて
 会費システムを一本化し、すべて事務局で行うことが提案了承された。それに伴い学会の口座を郵便局扱いできない会員がいるため銀行にも開設することが了承された。
入退会システムをエクセルファイル管理することが了承された。
(九)年報販売について
 第八号については、直接事務局注文方式を採用し、第九号から道和書院に発売元を依頼し了承されたのを受けて理事会討議を行い、掛け率等について引き続き検討しながらも全国書店からの注文に応えるために出版社を通して年報を販売することは了承された。