日本スポーツ法学会第29回学会大会のお知らせ

参加申込みは終了しました。

 

本学会の第29回大会を下記の要領で開催致します。 会員の皆様の積極的なご参加をお願い致します。

◇ 日時:2021年12月11日(土)9時00分~17時00分(予定)
◇ 開催方法:Zoomを利用する完全オンライン方式
◇ 全体テーマ: スポーツ基本法施行・10 年間の変化と課題 〜スポーツ界に求められる「自治のための自立」と「協働」に向けて〜
◇ 大会参加費:無料
◇ 参加方法:こちらの参加申込フォームより、参加の登録をお願いいたします(参加申込は終了しました)。申込者には後日ZoomのURLをご連絡させて頂きます。

*学会大会の詳細については、こちらのプログラムをご覧下さい(PDFファイルが開きます)。
*学会大会については、会員以外の方でもご参加可能ですが、自由研究発表及び総会に参加できるのは会員に限られますのでご注意ください。
*自由研究発表の発表資料及び総会資料は事前に会員向けメーリングリストで公開いたしますのでご確認ください。

◇お問い合わせ先
本大会に関するお問い合わせ及び日本スポーツ法学会についてのお問い合わせ
高松 政裕 (事務局次長)
〒104-0061 東京都中央区銀座1丁目16番7号
銀座大栄ビル7階 京橋法律事務所 弁護士高松政裕 気付
TEL 03-6228-7534 FAX 03-6228-7535
メール:info.jsla@gmail.com

 

〔プログラム〕
■ 自由研究発表(Zoomミーティング方式、9時-11時30分)
* 発表10分 質疑10分 ★は共同研究での発表者

司会・進行:水沢利栄・安藤尚徳
1. 9時-「米国におけるスポーツ選手のパブリシティ権の客体と保護範囲」
“Object and protection scope of Athletes’ Right of Publicity in the U.S.”
筑波大学大学院 体育学学位プログラム 西平 桂太郎
2. 9時20分-「FIFAのDRCにおける準拠法に関する考察」
“Consideration of Applicable Law in the FIFA’s DRC”
弁護士法人井神法律事務所 井神 貴仁
3. 9時40分-「スポーツ団体ガバナンスコードの趣旨に照らした大学テニス部のグッドガバナンス」
“Good Governance of College Tennis Teams Based on the Purpose of the Sports
Organizations Governance Code”
慶應義塾大学 発田 志音★
今西・山本法律事務所 山本 衛
4. 10時-「スポーツを含む各種イベント観覧権売買における消費者不利益是正の考察」
“Consideration of consumer disadvantageous correction in various events – focusing on a
sales contract for right to view in sports competition”
市民スポーツ&文化研究所・関東学園大学 中田 誠

10時20分~10時30分 休憩

司会・進行:関谷綾子・井神貴仁
5. 10 時30 分-「韓国スポーツ産業振興法による国家主導『プロスポーツ標準契約書』について」
“SPORTS INDUSTRY PROMOTION ACT of Korea (Formulation and Dissemination of
Standard Form of Contract)”
東京神谷町綜合法律事務所 金 弘智
6. 10時50分-「スポーツ分野における競争法の適用-欧州の先例と我が国における展望-」
“Application of Competition Law in the field of sports – European cases and prospects in
Japan-”
フェニックス法律事務所 山田 尚史★
表参道総合法律事務所 恒石 直和★
パークス法律事務所 大橋 卓生
バックステージ法律事務所 冨田 英司
7. 11時10分-「DSD(体の性の様々な発達)を持つアスリートの権利に関する法的考察
-国際陸上競技連盟におけるキャスター・セメンヤ選手をめぐる法的紛争を中心として-」
“Legal consideration on the rights of athletes with differences of sex development
: with focus on legal dispute between IAAF and Caster Semenya”
筑波大学大学院 人間総合学術院 半田 水晶

■ 総 会 (Zoom ミーティング方式) (12時30分-13時00分) 司会:棚村 政行
会長挨拶: 齋藤 健司
総会議事・報告: 山崎 卓也、高松 政裕
事業報告、決算報告、事業計画、予算案、会則改定
副会長挨拶:伊東 卓

■ 学会大会 (Zoom ウェビナー方式)(13時30分-17時00分)
テーマ: スポーツ基本法施行・10 年間の変化と課題
〜スポーツ界に求められる「自治のための自立」と「協働」に向けて〜
第1 部:基調講演 13:30-14:10
「スポーツ基本法の制定経緯と施行後10 年間のスポーツ界の変化、そして課題」
鈴木寛(東京大学公共政策大学院教授・元文部科学副大臣)
第2 部:個別報告 14:20-16:00
1. 14:20-14:40 スポーツ基本法、スポーツ権の意義と課題(前文、2 条1 項等)
棚村政行(早稲田大学)
2. 14:40-15:00 スポーツにおける安全と事故対応に関する現在と課題(第2 条4 項等)
川井圭司(同志社大学)
3. 15:00-15:20 スポーツ団体の適正運営、ガバナンスの現在地と課題(第5 条2 項等)
境田正樹(弁護士)
4. 15:20-15:40 スポーツ紛争解決システムの現在と課題(第5 条3 項、15 条等)
山本和彦(一橋大学。日本スポーツ仲裁機構長)
5. 15:40-16:00 スポーツにおける国際関係の現在と課題(第19 条、第27 条等)
山崎卓也(弁護士)
第3 部:パネルディスカッション 16:10-16:40
「スポーツ基本法の次の10 年を考える〜求められていることと、それへの対応策」
パネリスト: 棚村政行、川井圭司、境田正樹、山本和彦
ファシリテーター: 山崎卓也
第4 部:Q&A セッション 16:40-16:55

【総合司会】
高松政裕(弁護士)
堀田裕二(弁護士)