2026年度・日本スポーツ法学会 夏期合同研究会 開催のお知らせ
2026年度夏期合同研究会について、下記の通りお知らせします。
開催概要
【日時】 2026(令和8)年7月11日(土)
- 13時00分~ 受付
- 13時30分~17時00分 研究会(報告、パネルディスカッション)
- 17時15分頃~ 情報交換会
【場所】 奈良女子大学 文学系S棟ダイダンホール(S235)
- 〒630-8506 奈良県奈良市北魚屋東町(近鉄奈良駅下車・徒歩5分)
【開催形式】 ハイブリット開催(現地・オンライン配信)
【申込方法】 オンラインフォームから事前申込み
申込〆切:7月7日(火)(情報交換会は6月30日(火))
※以下の申込み用のリンク又はQRコードから、参加方法を登録して下さい。
https://forms.gle/cLxmrrkk3st4bDPz5
※オンライン参加の申込みをされた場合、1週間前頃に、参加用リンクをメールで
提供させて頂く予定です。
【参加費】 会員:無料 / 会員以外の方:1,000円(ホスト校の学生(院生含む)は無料)
【テーマ】
「盗撮・違法投稿によるスポーツ権侵害への対抗策 ―スマホ・AI・SNS時代の実態を踏まえて」
【企画趣旨】
近年、スマートフォンの高性能化、SNSの即時拡散性、生成AI技術の急速な普及などにより、スポーツ現場における「盗撮」「違法投稿」といわれる問題は、質・量ともに新たな段階へと移行しています。SNSは、規模や経済力の大小に関係なく、手軽かつ安価に、スポーツ活動の認知度の向上を図る有用なツールとなっている一方、トップアスリートが出場する競技会場だけではなく、学生レベルやグラスルートレベルのスポーツにおける何気ない日々のトレーニングの様子さえも、容易に切り取られ、競技者などのスポーツに関わる個人の尊厳を蔑ろにするような不当な意図で加工され、拡散される事例が散見されるようになりました。競技者の人格権・肖像権などの重要な権利・利益が侵害される状況は、かねてより問題視されてきたアスリートの「盗撮」にとどまらず、性的ディープフェイクに該当する「違法投稿」という形で、深刻化、複雑化していると言えます。
このような状況は、競技運営の秩序やスポーツに関わる者の安全性を脅かすものであり、スポーツを支えるべき競技団体や、国・地方公共団体は、この種の問題に対するスポーツ活動の持つ構造的リスクや脆弱性を自覚しつつ、スポーツ界の健全な発展を実現するために、日々具体的な対策を強化し、アップデートを重ねていく必要に迫られている状況にあります。
本研究会では、スポーツ界における「盗撮」や「違法投稿」の問題への対応状況を振り返りつつ、スマホ・AI・SNS時代におけるスポーツ権侵害の実態を多角的に検討し、それらにより生じる法的・倫理的・技術的な諸課題を検討・整理するとともに、今後の対策のあり方について考察を深める機会としたいと考えています。
【プログラム】
- 開催挨拶(13時30分~13時40分) 伊東卓 会長
- 報告(13時40分~15時40分 予定)
- 工藤洋治氏(弁護士):日本陸上競技連盟 法制委員会委員(副委員長)
- 「アスリートの撮影・投稿被害への対応の実情と法的課題」
- 髙森雅和氏(株式会社Japan Nexus Intelligence代表取締役):ミラノ・コルティナ五輪パラ・SNS誹謗中傷モニタリング業務受託事業者
- 「誹謗中傷モニタリングについて」
- 小林聖子氏(弁護士):日本陸上競技連盟理事、大阪国際大学非常勤講師
- 「スポーツの現場における性的ディープフェイク被害の実態」
- 特別協力:福田康弘氏(前大阪国際大学女子バレーボール部監督/東レアローズ滋賀 チーフコーチ)
- 隈元利佳氏(関西大学准教授):肖像権・パブリシティ権、フランス法
- 「フランスにおける性的ディープフェイクの刑事規制-民事上の人格権保護との関係を踏まえて」
- シンポジウム(15時50分~16時30分 予定)
- 工藤洋治氏(弁護士):日本陸上競技連盟 法制委員会委員(副委員長)
〔シンポジスト〕
- 工藤洋治氏(弁護士、日本陸上競技連盟 法制委員会委員(副委員長)
- 隈元利佳氏(関西大学、准教授)
- 小林聖子氏(弁護士、日本陸上競技連盟理事)
- 髙森雅和氏(株式会社Japan Nexus Intelligence代表取締役)
〔ファシリテーター〕
- 石上敬子(近畿大学准教授)
- 質疑応答(16時30分~16時50分 予定)
- 閉会挨拶(16時50分) 川井圭司 副会長
【情報交換会】
場所:奈良女子大学S棟ラウンジ(合同研究会の会場から直ぐ)
時間:17時15分頃~(2時間程度)
会費:5000円(※7月2日以降にキャンセルされる場合は、会費のご負担をお願いします)



